現在マンションにお住まいの方で、クロスのリフォームを行ってみようと思っている人は多いのではないでしょうか?
上手くクロスをリフォームすることが出来れば、室内のイメージが一新されて新築のような気分を味わえることは間違いないでしょう。
ですが、クロスリフォームといえど意外な所でトラブルが起きているのも事実。
同じような失敗をしない為にもそのことについて詳しく知っておくことが大切です。
これからマンションのクロスリフォームにおいて、実際にあったトラブル事例を紹介していきますので是非参考にしてみて下さい。
今回のトラブル内容について
分譲マンションに移り住んでから20年近く経過したファミリーの話です。
クロスの色褪せや汚れが目立ち始めてきたということもあり、内装業者にクロスリフォームを依頼することにしました。
業者から渡されたクロスのカタログを参考にした結果、ご家族が思い描いていたクロスを見つけることが出来たので、そのまま業者に発注することに決めました。
作業が終了し、イメージしていた通りの仕上がりになったので満足することが出来たご家族でしたが、後日隣に住んでいる方から工事の最中の音について口うるさく言われてしまうことになりました。
突然のクレームに驚きながらも、すぐに謝罪をしたので大事にはなりませんでしたが、騒音の原因を探る為に業者に事情を伺うことにしました。
何が原因だったのか?
クロスを張り替えるだけの作業ということもあり、工事の音で隣人に迷惑を掛けることは無いと思っていたご家族でしたが、実際は業者が出入りする足音や糊を作る際に使用する攪拌機の音が鳴り響いていたことが発覚しました。
隣人のことまで頭が回らなかったご家族だけでなく、工事の挨拶を当たり前に行っていなかった業者にも原因があると言えるでしょう。
このようなトラブルを避けるにはどうするべきか?
全ての業者が隣人に対して工事の挨拶を行うわけではありませんので、発注をする際に工事の挨拶を行っているのかどうかを確認しておけば、このような事態になることは無かったはずです。
また、隣の人だけでは無く上下階の人にも音が漏れている可能性がありますので、最低限隣接している部屋には前もって挨拶をしておいた方が良いでしょう。
音に関しては人の感じ方により差が出てくる部分でもありますので、例え音が響かなさそうな工事であったとしても、施工をする前には必ず隣人に挨拶をしておくことが大切になってきます。
リフォームトラブルを避けるために、リフォームサービスを利用するのもおすすめです。
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